地蔵奉安申し込み
京都光明地蔵院(ご案内)
千尊地蔵の奉安受付中です。
京都宇治に、お地蔵様の願いを伝承し。1年365日、京都の地蔵盆体験ができる「京都地蔵盆ミュージアム」が完成しました。日本で唯一。京都いのちのミュージアム内 「いのちを守る133尊地蔵」に加え、令和の御代に、赤ちゃんのいのちが守られるよう 千尊地蔵の奉安を募り、さらに心を込めて、祈りを重ねます。また、朝夕に「回向(えこう)と供養」を重ね、子孫繁栄。後世守護を全霊にて祈り、赤ちゃんと子供を守るといわれている「お地蔵様の文化」や「親の愛」「いのちの尊さ」を後世に伝えます。「子供」「兄弟」「家族」の祈りを込めて、「慰霊と和魂(にぎみたま)」の昇華として。奉安をされる方が多くあります。ぜひ、御兄弟に、ご先祖に、子供に、「お地蔵様」の依代(よりしろ)として、お地蔵様を奉安されませんか?全ての人のいのちを讃え、「いのちを守る地蔵尊」。ぜひ、一度御参拝下さい。
一般社団法人いのちを守る親の会 理事長 大熊良樹拝
京都地蔵盆ミュージアム 京都光明地蔵院 主管 わらい和尚拝 ( 要予約080-5301-0041
ご案内 担当:大熊 )
..........................................................................................
お地蔵様について
お地蔵様文化は祈りの文化です。お地蔵様は、基本的に、右手に錫杖を持ち。魔を入れない、病気や怪我・災難を入れない力を持ちます。地域の「結界」の意味や「交通安全」旅の安全、人々の幸福を祈願されて奉安されているのです。地蔵尊は、基本的に、左手に如意宝珠。願いを叶える珠を持つ。珠は「桃」のような形をしている。いのちの象徴です。
(平成31年・春の記録) 夢は夢なのですけれど、昨夜。なんと、夢でお地蔵様がお礼に来られました。私の真横に来られて、お地蔵様が言われました。『わらい和尚わらい和尚、私を笑いの化身だと伝えてくれてありがとうありがとう』。全く意味不明です。
翌朝、起きてから、調べると、実際に、お地蔵様は「笑いの化身」という側面もあるようです。私は、(お地蔵様文化を伝承する地蔵奉安堂)である『京都光明地蔵院』に関しては、『文堂(ぶんどう)』という僧名を名乗ろうと思っていましたが、なんと夢の中で、お地蔵様に『わらい和尚』という名前を、つけて戴いたのでした。
地蔵は基本「笑顔」である。子を守り、赤ちゃんを守り、道行く人のいのちを守る「笑い」(笑顔)の菩薩でもある。「オンカカカ」と祈るのは、「カ」というのは音として「インドの《ハハハ》」を意味します。 京都地蔵文化研究所 代表大熊良樹拝
...........................................................................................
「六地蔵と六道」『大日経疏』
(画像:京都光明地蔵院)
あの世とこの世の境である六道の入口には地蔵が立ち、衆生を教化すると考えられ、六地蔵が生まれました。
1 地獄道
大定智悲地蔵(地蔵菩薩)
宝珠 錫杖
2 餓鬼道
大徳清淨地蔵(宝手菩薩)
宝珠 与願印
3 畜生道
大光明地蔵(宝処菩薩)
宝珠 如意宝珠
4 (阿)修羅道
清淨無垢地蔵(宝印手地蔵)
宝珠 梵篋
5 人間道
大清淨地蔵(持地菩薩)
宝珠 施無畏印
6 天道
大堅固地蔵(堅固意菩薩)
宝珠 経巻
我々の住む世界(娑婆)は、この六つの世界から成り立っています。
上記の3まで三つを三悪道、6までの三つを三善道と呼びます。
人間は人間界にいますが、この世で悪行を繰り返せば、畜生や地獄に生まれ変わると伝承されています。これは、こころの有り様を表象する「教訓的表現」でしょう。先に「地獄」「極楽」「修羅世界」「畜生界」があるのでは無い。今、此処に、それがあるのです。それが「潜在意識」に刻印されて、リピート(因果となりて、習慣として無限ループする《永遠に続くように感じる》)のです。また、善いことを積み重ねれば天(神の国)に生まれ変わります《これが苦しみからの解脱です》。これを六道輪廻(りんね)と呼びます。
未来にではなく、即今、ほとけて、神の国に仏《ほとけ》て生きる事が大事である。
...........................................................................................
大熊良樹理事長(京都いのちのミュージアム館長)
いのちを守る親の会の考え方!!
「中絶は親の自殺行為という心理学的意味」
こころは全てを知っている。
京都いのちの教育センター主幹
大 熊 良 樹
私が、常にいのちを裏切らないで。・・というのは、「本心」(潜在意識)を裏切らないでということです。例え表面意識は、ごまかせても「本心」は絶対に裏切れないのが人間の本性であり特質なのであります。
「本心」を裏切ると、人は運命において、自己処罰という「自己懲罰」を選びます。与えるのでなく、選ぶのです。
これは、「錯誤行為」と言われるものです。幸福になる選択と、不幸になる選択があれば、「不本意(本心を欺くような)な生き方」に甘んじていると、後者を無意識に、選ぶことがあるのです。
これが人生における「不幸」の原因であります。
人生においては多くの「岐路」があるわけですが、一番大事なところ。運命の分かれ目で、取り返しのつかない(将来著しく苦しくなる)選択をしたりするのは「自己処罰」です。。。
幸せに生きるためにも、損得や「自分の都合」「今の状況」に誤魔化されて、自己逃避して、本心「いのち」を裏切ってはなりません。本心というのは上っ面の皮相な「願望」や「欲望」のことではありません。
昔から「神性」「仏性」と言われる、潜在意識下にある尊い心「本心」を言います。人を愛する心、親を思い、子を愛する心、これが、自分を愛する心でもあります。
その意味でも、愛する人とのいのちの結晶である、いのちを葬ってはいけません。生かしてあげてください。受精の時点ですでに、尊い尊い命なのです。現在では、胎児学が確立し、受精した時点ですでに立派な人間であることがわかっています。6週で、手も足も臓器もあります。
赤ちゃんは、先祖や、親や、自分のいのちの結晶です。
愛の結晶なのです。
「無理心中の論理」
時々、産んで不幸になるくらいなら、産まないほうがまし。子供のためという親がいると聞きます。それは間違いです。私はそれを、「無理心中の論理」と呼んでいます。経済苦から、子を殺して自殺する親がいますが、実はそれと全く同じ発想なのです。(これは言い過ぎではありません。)
常々申しているのですが、「子を親の犠牲にしてはなりません」し、同時に、「親もまた子の犠牲になってはなりません。」何かを進めて行くうちに「なにか必ず犠牲が伴う」というのは、なんと暗い人生観でありましょう。 犠牲などはいらないのです。親は子のために働くが犠牲ではない。喜びなのです。生き甲斐なのであります。
「親の自死体験」
1つの美味しいお菓子を、優先して子に与えるが、それは自己犠牲でなく、子の笑顔が親の喜びなのである。親冥利に尽きるとはこの事である。 喜びのあるところ、それは犠牲ではない。親は損得を超えて、子を(喜ぶ)思うのである。だから、素晴らしく、限りなくありがたいのであります。 私たちの運動を「赤ちゃん」だけを守る運動だと思っている方もあるかもしれませんが、それは間違いなのです。私たちの運動は、赤ちゃんを救うと同時に、「親を救う運動」なのです。親にも本当の幸せを生きてもらわないといけない。
子を葬り、赤ちゃんを葬る体験は、いわば親の自死体験でもあるのです。それを「本心」は、絶対に忘れていないのです。 (生涯、忘れないのです。)
※その意味では、つらい経験を踏まえて、「同じ辛い思いをさせたくない」と、当法人の協力者・支援者になられたご婦人。「生命尊重に目覚めて」会員になられた方々。1万人救命窓口(ステッカー標示くださる方)になられた方々たちは、辛い経験や煩悶を見事に「昇華」されたといえるでしょう。。子と親のいのちはつながっており、一つである。子を自分の都合で、葬り幸福になれるでしょうか。
※(母体保護の観点やギリギリの選択でつらい選択をされた方を責めているのではありません。そういう方にもまた、自分を責める潜在意識下の心理は働いているので、「生命尊重の運動(働き)をしてください。」そのことが大事です。
逆に、自己正当化の心理で、「不幸になるくらいなら中絶したほうがましよ」と中絶後(50年)、20人以上の友人知人、多くの部下(そういう立場の御婦人)の相談に「中絶」を勧めた。むごいことをしたが、自己正当化の心理であった・・というご婦人の話(懺悔)を先日お聞きしました。これは、もはや悲劇であります。)
中絶するよりも産むほうが何百倍も楽なのです。これは、奈良で30年間、全国の3000人以上の「中絶」経験を持つご婦人の心のケアーに当たった松井先生の尊いお言葉です。
勇気を出してお電話ください、里親制度もあり、妊婦室もあり、助産師さんの検診支援、出産支援もあります。しかし、当法人は「相談支援」の段階で多くの方が救われています。
周囲の方が味方になってくださっているからです。反対していた彼。親。周囲の方。親類。一番良いのは(理想的なのは)、皆に祝福されての出産や育児です。 ですが、実は「いのち」そのものが祝福されているのです。事情や状況に関係なく、素晴らしい「存在」です。
妊婦さんにとって、「幸せになる」ために、一番大切なのは、自分の損得や都合でなく「いのちを」裏切らない生き方です。赤ちゃんの立場で、お母さんが子を守れるかどうかです。
お母さん以外に「お腹の赤ちゃんを守れる」人はいません。
赤ちゃんを最後に守れるのは、お父さんでも父祖母でもないのです。お電話ください。できる限り、支援させて戴きます。 あなたの状況と、環境に合わせた支援を共に考えてゆきます。大丈夫です。妊娠問題に直面しておられる方。ぜひ電話ください。
...........................................................................................
お釈迦様は、断食し深く 坐禅を 行じられた後・・スジャータという娘が差し出した一杯の「乳粥(ちちがゆ)」を戴き悟られました。「乳を奪い、乳を飲むのでは無い。」この世は「生かし合い」の素晴らしい世界だったのだと悟られた。12月8日、暁の明星をみながら、「乳粥」を戴いたお釈迦様は、『有情非情同時成道』(うじょうひじょう・どうじじょうどう)『山川草木国土悉皆成仏』(さんせんそうもくこくどしつかいじょうぶつ)と、悟られました。『有情』(生きとし生きるもの)『非情』(ありとしあらゆるもの)。皆、悉く「生きた仏」である。山や川や草や木。風も空気も、虫も、皆、悉く尊い いのちであったのである。なんと素晴らしい「いのち」ばかりだろう!!
...........................................................................................
京都光明会館の別館には、京都の地蔵盆文化。地蔵尊の歴史を伝承する『京都地蔵文化研究所』と、臨済宗妙心寺派の僧籍を持つ(第31代臨済宗妙心寺派管長 西片擔雪老師の会下(えか)でもある)わらい和尚が主管させて戴いている、いのちを守る祈りを結晶した《令和の祈り》。いのちを守る地蔵奉安堂『京都光明地蔵院』があります。ぜひ、お気軽にご参拝下さい。救命センターの業務もあるので、要予約ですが、《日本では唯一の》365日、京都の『地蔵盆体験』ができる、お地蔵さま文化継承の施設となっています。お地蔵様好きの方には、たまりませんね。『地蔵の庭』(如意自在地蔵尊.六地蔵.マリア地蔵尊.道祖神地蔵尊 10尊 )『地蔵盆ミュージアム』(地蔵盆の歴史展示)も、無料で観覧できます。ご予約 080ー5301ー0041(大熊良樹拝)
...........................................................................................
京都いのちのミュージアム。(京都府宇治市宇治壱番139) 日本で唯一の、お腹の中の赤ちゃんを守るためのミュージアムです。一階は、一般社団法人いのちを守る親の会の救命相談室。第一相談室。第二相談室。別館には、妊婦室があります。平成27年の11月1日に、京都光明会館の二階にオープンしました‼️(展示場は、畳24畳 約39㎡の広さです。)予約要365日公開。
...........................................................................................
わらい和尚(大熊文堂法話)
わらい和尚とは、地蔵堂を作り、お地蔵様を奉安させて戴いた後に、霊夢の中に、お地蔵様が現れ、その、お地蔵様から呼び掛けられた名前です。『わらい和尚。わらい和尚。私がわらいの化身であることを伝えてくれてありがとう。』と語られました。(その時点では全く意味不明) 確かに後に調べてみると、お地蔵様の真言『おんかかか』の『かかか』とは、笑いの『ははは』という意味なんだそうであります‼️
(京都光明地蔵院主管わらい和尚)
お釈迦様は、断食し深く 坐禅を 行じられた後・・スジャータという娘が差し出した一杯の「乳粥(ちちがゆ)」を戴き悟られました。「乳を奪い、乳を飲むのでは無い。」この世は「生かし合い」の素晴らしい世界だったのだと悟られた。12月8日、暁の明星をみながら、「乳粥」を戴いたお釈迦様は、『有情非情同時成道』(うじょうひじょう・どうじじょうどう)『山川草木国土悉皆成仏』(さんせんそうもくこくどしつかいじょうぶつ)と、悟られました。『有情』(生きとし生きるもの)『非情』(ありとしあらゆるもの)。皆、悉く「生きた仏」である。山や川や草や木。風も空気も、虫も、皆、悉く尊い いのちであったのである。なんと素晴らしい「いのち」ばかりだろう!!
...........................................................................................
《お地蔵様とは?》
お地蔵様は、お釈迦様の入滅されたのち、56億7千万年後、弥勒菩薩様が現れるまで、人類の救済を担当されている菩薩様です現界と霊界の境目を担当。結界、守護、を示し、日本で最も身近で、最大数の守り仏(菩薩)である。
地蔵菩薩 (じぞうぼさつ )真言(しんごん)
真言: 御真言
お近くのお地蔵に《毎日お唱え下さい》
『おん かかか び さんまえい そわか』
(天台宗では さまえい そわか)
十三仏の35日(五七日)導師。
梵語名 クシティガルバの意訳。
直訳するとKsiti
(大地)garbha(子宮)
となり大地の母胎という意味。
地蔵十王経によれば、閻魔大王(三界唯心所現の人格的具象化)の化身(救いの原理)ともされている。別名として妙幢菩薩とも。
お地蔵さまは、お釈迦様が涅槃に入られてから五十六億七千万年後に弥勒菩薩様が現れるまでの間、救いを担当された、大いなる救世の働きを担われている仏(地蔵菩薩)である。菩薩という位であるが、仏の(理念の)仮現としての、人に姿を似せた、救いの現成である。
お釈迦様が入滅し、弥勒菩薩がこの世に現れるまで、『六道 (ろくどう) 』 すなわち、地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人・天の六道に、さ迷い輪廻する人々を救う慈悲慈愛の御存在である。
地蔵の『地』は母なるありがたい大地を意味する。大地は私たちの母であり、恵みの大地とも言われ、衣、食、住。さらには、金銀財宝に至るまで、あらゆる恵みを無限に与えてくれる。
お地蔵さまも、母なる大地と同様に、私たちに様々な恵みを与えて下さる事から『地蔵』という名を持ち、この世に御出現された。
母なる大地であり、無限の宝を『宝蔵』する大地。私たち(人間)はその、現れであり、尊き子(仏子)(神道では神の子)である。
お地蔵さまは、人に近い形として、《菩薩の形をとった如来》であると言われることもある。手に持たれた如意宝珠から宝生如来の現れであるとも。私たちに近い形をもって、仮現(けげん)した、神(救いの理法)であり、仏(救世主)でもある。(神仏習合)
お地蔵様の功徳には、いのちが守られ、いのちが導かれ、いのちが導かれ無限生長する。また、安産・健康・長寿・智恵・豊作・無限繁栄 などの功徳があると古来より伝承されている。
(下記注釈)「地蔵三部経」とは「地蔵十輪経」「地蔵本願経」「占察善悪業報経」です。
《お地蔵様の功徳》『地蔵菩薩功徳経』より。
もし未来の世に、善き男性と善き女性が地蔵菩薩のお姿を見(奉安、礼拝し)、この経(教え説法)を聴き、読誦し(真理の言葉を唱え)香華をあげ、飲食、衣服、珍しい宝を布施(愛行を実践)し、供養をして(回向し)、褒め称え仰ぎ見て(お地蔵さまの功徳を伝え)礼拝(いのちを拝む行い)をしたなら、たちまちに、28種の無限の功徳を得られるぞ。
1.天龍が守ってくれる
2.善果が日ごと増す
3.勝れた因が集る
4.菩提が退ことがない
5.衣・食に豊で不足しない
6.病気にかからない
7.水の難、火の難に遭わない
8.盗賊の被害に遭わない
9.人から敬われる
10.鬼神が助けとなる
11.女が男性に転ずる(差別されていた時代)
12.王の女性大臣となる(同じく)
13.容姿端麗で相がよい
14.何度も天界へ生まれ変わる
15.或いは帝王になる
16.前世に得た智慧で将来を知る事ができる
17.求める者は皆、従う
18.眷属が歓び楽しむ
19.全ての不道理を消滅させる
20.苦楽の報いの善悪の業を永久に取り除く
21.苦しみに通じるところが滅びる
22.夜の夢見が安らかになる
23.先祖が苦しみから離れられる
24.前世の福を受け、生まれる
25.全ての聖者がほめたたえる
26.素質や能力がすぐれる
27.哀れみ、慈しむ心を与える
28.絶対的な悟りを得ることができる
あるいは地蔵の本願を目指す修行を聞き、褒め称え、仰ぎ見て礼拝をしたなら、七種の利益を得られる。
1.すぐに完全な聖地へ行く
2.悪業を消滅させる
3.諸仏が臨んで守ってくれる
4.悟りの境地から退転しない
5.たちまち無限力が現れるぞ
6.過去の改善点を見ることができる
7.絶対的な悟りを得ることができる
《歴史》
日本においては、奈良時代。地蔵経典の伝来。すでに『今昔物語』にて、お地蔵様の功徳や霊験に関する記述が30以上も記されている。平安末期より、さらにその救済力により、大きな広がりを見せ、浄土教の発達に伴い菩薩形から僧侶の姿に、姿を変化(へんげ)。地獄に於ける衆生の苦しみを救いまた賽の河原に於いて子供を守る、愛深き子供の守護として、危機に直面する人々の救世主として多くの人々を救われた。
地蔵菩薩(じぞうぼさつ)は児童菩薩(じどうぼさつ)とも。
日本民衆に多くの親しみ与えられたお地蔵様信仰は、全国のあらゆる所に奉安され、日本の守り神のように、日本の守り仏として増えていった。
室町時代には、さらに六道輪廻の各所に現れる六地蔵信仰から爆発的に広がり、日本古来よりの道祖神信仰と習合して人々の心を根本から救い続けた。救いの体験が絶え間なく出現。
江戸時代には鎌倉時代に始まった身代わり地蔵信仰が発展し、泥付地蔵(田植え)・矢取地蔵・縄目地蔵・延命地蔵・子育地蔵・腹帯地蔵・とげぬき地蔵・水子地蔵などが多く現れ、多くの人の救いを成就された。
[お姿]
姿形としては立像も坐像も中国で始まったとされる比丘形(僧形・びくぎょう)が殆どで右手に錫杖(しゃくじょう)か与願印をとり左手に宝珠を持つ例が多い、また菩薩形として胎蔵界曼荼羅の地蔵院に不空見菩薩や宝光菩薩等と共に主尊に地位にある。
【六地蔵と六道】 『大日経疏』
あの世とこの世の境である六道の入口には地蔵が立ち、衆生を教化すると考えられ、六地蔵が生まれた。
1 地獄道 大定智悲地蔵
(地蔵菩薩) 宝珠 錫杖
2 餓鬼道 大徳清淨地蔵
(宝手菩薩) 宝珠与願印
3 畜生道 大光明地蔵
(宝処菩薩) 宝珠 如意宝珠
4 (阿)修羅道 清淨無垢地蔵
(宝印手地蔵) 宝珠 梵篋
5 人間道 大清淨地蔵
(持地菩薩) 宝珠 施無畏印
6 天道 大堅固地蔵
(堅固意菩薩) 宝珠 経巻
我々の住む世界(娑婆)は、これらの六つの世界から成り立っています。
前述の三つを三悪道、後述の三つを三善道と呼ぶ。
人間は人間界にいるけれども、この世で悪行を繰り返せば、畜生や地獄に生まれ変わり、善いことを積み重ねれば天(神々の国)に生まれ変わるといわれる。これを六道輪廻(りんね)と呼ぶ。
地蔵菩薩は娑婆世界を守ることが使命であり、この六道すべてを守護する。それゆえに、一つの世界に一体ずつ地蔵を配した『六地蔵』が作られたのである。
(京都光明地蔵院六地蔵参照)
お地蔵様は、僧形(お坊さんの姿)であり、全ての人をすぐに助けることができるように基本的に立像となって現れておられます。
また、坐像も、足を組まずに、すぐに立ち上がり全ての人を救えるように足を遊ばせています。
左手に『如意自在』を現す《如意宝珠》を持ち、右手に、魔を払う霊力を現す《錫杖》を持つ。合掌しているお地蔵さまもありますが、理念は同じです。
いわゆる高僧像に似ていますが、老人の造形で造られることがなく、青年のように力強く若々しく、優しく、微笑んでいるように現れているのが、地蔵菩薩様像の特徴です。
もうひとつ。重要なことは、地蔵菩薩様は、笑いの化身であるということです。
真言『おん かかか』の『かかか』は、インドで『ははは』という笑いを示し、お地蔵様は、子供を見守り、守護すると共に、子供と遊び、子供と楽しむという、明るく、微笑ましい側面もあります。
地蔵盆という風習が、京都、滋賀、大阪、福井にありますが、それぞれ、祠に祭祀されているお地蔵さまを子供たちがお盆過ぎに丁寧にお連れして集会所に移動。日頃の感謝を捧げてその功徳に感謝するという行事が、今でも行われています。
ちなみに、京セラの稲盛和夫氏の師僧として知られる臨済宗妙心寺派第31代管長 西片擔雪(にしかたたんせつ)老師の会下(えか)である 大熊良樹(社会教育家)が主管である、京都光明地蔵院(地蔵奉安堂)では、日本で唯一、365日、地蔵盆を再現展示する『京都地蔵盆ミュージアム』が存在します。(住所:〒611ー0021京都府宇治市宇治壱番139 京都光明会館 )
また、京都光明地蔵院では、京都地蔵文化研究所を開設。日本のいのちを拝む文化を伝承研究しています。(全国のお地蔵さまを調査する、協力ボランティア調査員を募集中です。)
どうぞ、少子超高齢化の現代。日本存亡の危機とも言われています。いのちを大切に。いのちを拝む、日本の素晴らしい、お地蔵様文化に目を向けて下さいますようにお願い致します。
..........................................................................................
平成最後の年に「呼びかけは始まった。」
(平成31年) いのちを守る親の会の事務所(救命センター)の2階。京都いのちのミュージアムに、かねてからご希望がありました方を含めて、赤ちゃんを守るための地蔵尊を33尊。祈りを込めて奉安させて戴きます。ご希望の方がありましたらお申し付け下さい。このままでは、日本が滅んでしまいます。祈りと実践の聖地として前進します。『全身全霊』というよりも『全神全霊』で前進して参ります。
地蔵尊は、子供を守り赤ちゃんを守る事から、児童大菩薩とも言われます。道祖神信仰と習合していますが『墓害』(墓を建てるだけで、子孫が繁栄しないから殆どの家系は滅んで、墓じまいをする。しかし墓じまいが追い付かず、墓石が大量に処分されつつあり、社会問題化し『墓害』とさえ言われている)と違って、地区神域区域の結界として、守り神、守護として、あらゆるところに鎮座奉安されています。街では、事故があったところに多いですが、もともとは、道ごとに角ごとにある、大衆的な、菩薩様であります。(平成31年1月5日の記録)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
(1)初夢で出てきた「不思議な光景」
今日(1月2日)。初夢。夢にでてきたのは、お母さんと子供が、100年後(?)に、いのちを守る親の会の事務所跡地(?)に、千体地蔵尊があって『ここでたくさんの赤ちゃんと、妊婦さんが助かったんだよ‼️』とお母さんが言ってる。子供が、僕もだね。というとお母さんが『そうだね』という。(どういう意味なんだろうか?)『もっともっとお腹の赤ちゃんと、困っている人を助けてください』と声を出して祈ってた。 横に案内の石柱があり。見たら『いのちの千体地蔵尊』と書かれていた。まるで神社のように神々しく眩しいくらいに輝いていた。ところで、奇跡の事務所は、あの千体地蔵尊の裏で、100年後も、救命活動していたのだろうか?建物はどうなっていたのだろうか?今から、私たちが、決めていくのかも知れない。(平成31年1月2日の記録)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
(2)2回目の夢に出てきた「白髪の老人」
「白髪の老人」の言葉 (1月10日早朝)
祝いの始めの月(1月)。
33尊奉安成れ(鳴れ)ば、いのちを守る護国の
「千尊地蔵」の夢叶う。奉安の誠を
御国に感謝の思いと共に、喜んで
捧げよ。いのちこそ大事である
(今年見た2回目の夢の文言)
白髪の老人から告げられる。
初夢と白髪の老人の言葉をお伝えすると
わずか4週間で、『ミュージアム』内に、
いのちを守る地蔵堂が完成しました。
日本で唯一。お腹の中の赤ちゃんのいのちを守る(救命センターにある)『京都いのちのミュージアム』。今年の1月に、ひとりでも多くの赤ちゃんのいのちが守られるようにと、高額献資を、してくださった方へのお礼として『いのちを守る地蔵尊』を多くの方が参拝される『ミュージアム』へ奉安させて戴き、それがきっかけで、わずか4週間で、『ミュージアム』内に、いのちを守る地蔵堂が完成しました。
今や、参拝と、地蔵文化を訪ねるための『いのちの観光(勉強・研修)』を兼ねて、多くのかたが訪ねて来られます。京都は子供を守る《お地蔵様》がたくさん奉安されている聖地です。そのいのちを礼拝(らいはい)する文化的道案内。歴史を啓蒙するいのちの中庭に『地蔵の庭』が、この5月に完成しました‼️なんという事でしょうか。素晴らしいことばかりが起こります‼️これも令和の、素晴らしい奇跡なのかもしれませんね。大熊良樹拝
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
(3)3回目の夢にお地蔵様が現れる!!
地蔵菩薩の真言は「オンカカカ・ビ・サンマ・エイ・ソワカ」です。「かかか」は、インドで、呵々大笑(カカ)と同じ喜び笑う声、「ハハハ」であります。明るく人を照らす光こそ、地蔵尊の救いです。わらいこうたろう(本名:大熊良樹)が、お地蔵文化を伝承する事になった事は、不思議であるけれども、実は、必然であるのかもしれません。地蔵奉安堂が出来た春に、地蔵尊が、夢に出て「わらい和尚、わらい和尚、私が笑いの化身であると言うことを伝えてくれてありがとう。」と語った。(その時点では意味不明)その後、調べてみると、前述した、確かに「お地蔵様は笑いの化身」という事の素晴らしい特質が明らかになったのである。ある意味で、これらの出来事や事実は、令和における「お地蔵様」の再生(蘇り)であったとも言えよう。(わらいこうたろう)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
釈迦が涅槃に入り、弥勒菩薩が現世に現れるまで56億7000万年かかると言われる。その間、この世で人を守り導く役目を引き受けられたのが「地蔵菩薩」と言われています。菩薩と言うけれど、実は、如意宝珠を持ち「宝生如来」の顕化とも言われています。如来が菩薩として現れているのです。しかも「僧形」を現している。すぐに人を救うべく僧侶の形をしているのです。なんと、こころ強い、そして、優しく慈悲深い現れでしよう。